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プロブロガー

店主はプロブロガーを尊敬します。

なぜにこんなに更新頻度が低くなってしまうのか。ひとえに店主に日記をつける習慣がないからです。学級日誌とかも包み隠さず言えば嫌いでした。


世間はもうすっかり夏ですね。土用の丑の日も過ぎまして、同じ阿呆なら踊りゃにゃ損ゝとばかりに日本中が鰻を求め狂うこともあと365日はないのでしょう。


その鰻ですが、世間ではちょいと盛り上がっているようですね。店主はTVを全く観ないためインターネットが主な情報元なのですが。曰く、ニホンウナギが絶滅危惧種級であると。由々しき事態です。店主は穴子の方が好きなので土用の丑の日だからといって鰻を求めて彷徨ったりしないのですが、ニホンウナギが絶滅するというのは非常によろしくない。


何がよろしくないかと言いますと、明らかに乱獲による絶滅の危機なのがよろしくない。


今鰻が食べられればそれでよいのか。

今鰻で人儲けできればそれでよいのか。


よいのでしょうね。きっと大多数にとっては。近い将来ニホンウナギが禁漁の対象となって、鰻屋は軒並み閉店、スーパーや格安外食チェーン店からも姿を消しても、大多数はきっと次のブームを見つけ出して搾り取るのでしょう。


ですがそれはおかしくないですか。ニホンウナギの生態は研究中な点が多く、完全養殖の技術が確立していないそうではないですか。絶滅したら研究も何もあったものではないのですよ。待てばよいではないですか。確立するまで。そしたらもっと安価に年中鰻を食せるじゃないですか。


…というところまで勢いで書いて、お客様がいらっしゃったので中断したら、すっかり途中だったことを忘れておりました。今は憤りも幾分か引いて冷静なので端的に纏めますが、要するに、店主は鰻が好きなので(穴子はもっと好きです。)ニホンウナギが絶滅するのは大変困ります。そうです、大変困ってしまうのです。


楽しみたいから、消費するのではなく、育む道を探しましょうよ。